おばあちゃんに会いに

午前中にカ〇ブスに行き、午後おばあちゃんに会いに行きました。

おばあちゃんはリビングで座ってウトウトしています。^m^
近くの公園に行くと菖蒲まつりが終わり、菖蒲を片づけているところでした。
ここの菖蒲は植木鉢で育てて、花の時期になると持って来て並べるのです。

いつものごとくおやつを食べていると、散歩していた男の人が「向こうにかもの赤ちゃんが居るから見せてあげるといいよ。」と教えて下さったので見に行きました。
金網に囲まれた貯水槽？の中で、可愛らしいコガモが７羽くらいいますが、座っているおばあちゃんにはなかなかみえないけど、泳ぎだすと何とかみえて喜んでくれました。

施設に帰ると、例の手のしびれているおばあちゃんがみえたので、「どうですか。」と声を掛けると、昔の話をしてくださいました。
戦時中に満州に行き、たまたま子供を連れて友達の家に泊めてもらいに行った日に、一緒に住んでいた他の人は家族全員銃で撃たれて亡くなり、自分達も居たら全員殺されていただろうと、震えが止まらず足も立たなくなってしまったこと。
戦後帰ってくる途中で２歳と４歳の子供二人を病気で亡くしたこと。
ご主人はシベリアに抑留されて、昭和２２年になってやっと帰ってきたこと。
その間、全く連絡は無く、もうどこかで亡くなっているものと思っていたそうです。
戦後に産まれた息子が６１歳になったこと。などなど。

おばあちゃんからも戦後食べる物がなくて苦労した話は聞いていましたが、おじいちゃんは軍需工場に勤めていたので戦争には行っていないし、その過酷さは比べ物にならないものでした。

これからも色んな話をお聞きしてこよう。