百万ドルの笑顔？

食事介助に行くと、おばあちゃんの前の席の人が替わっていました。
以前は10歳年下の女性で、よくおしゃべりして、世話焼きの人でした。^m^
今度は新しく入られた男性で大人しそうだけど、ちょっと気難しそう。^^;

食事をしている時に、おばあちゃんがその人の顔を見て、いつものようにニコッと笑いました。
すると、その男性は「このおばあちゃんは幸せな人だねぇ。良く食べるし、幸せそうだし、100まで生きるよ。」

食事が終わってからも、ずっとおばあちゃんの事を褒め続けてくれます。
そして、「このおばあちゃんを見ていると、気分が落ち込んでいたけど、自分ももっと明るくならなきゃいけないと思うよ。」
以前の10歳年下の女性も「10年後にこんなおばあちゃんになっていたい。」とよく言ってくれました。

おばあちゃんはスタッフの方がどんなに一生懸命介護してくださっても叶わないこと（入居者を前向きにする）をただニコッと笑うだけで、いとも簡単に成し遂げてしまうのですね。
おばあちゃんは何も出来ないんじゃない。
存在自体に意義があるんだと感動すら覚えました。(*^▽^*)

もっともそんなおばあちゃんは、私が行くとすぐに「もうダメだわ。」と後ろ向きな発言。(^^ゞ
でも、この言葉を久しぶりに聞きました。
私の事も認識出来ているようです。
徐々に良くなってきているのでしょう。
皆さんの為にも長生きしなければ！!(^^)!