誤嚥

主人がゴルフに出かけるので、これ幸いと朝早くから2時間ほど草取り。

カーブスにも行き、帰ってから明日の例会に持って行く物を用意しているとおばあちゃんの主治医から電話がありました。

「昼食の時に嘔吐したと言うので診察すると誤嚥していたので鼻から管を入れて吸引しましたが全部は取れません。

抗生物質の点滴をしているので、このまま良くなっていくかもしれませんし、何しろ高齢なので肺炎になると命にかかわります。

積極的な治療を希望されるなら病院を紹介しますし、このまま施設で自然にと言うことでしたら、面倒を見させて頂きます。」

とおっしゃるので「自然にと思っていますが、主人にも相談してみます。」

「私もその方が良いと思いますが、もし病院へと言われるなら電話をしてください。」

主人に話すと「あちこち移動させるより、今の所で自然にの方が良いだろう。」

とにかく、一度二人で様子を見に行くことにしました。

部屋に行くと、看護師さんが付いていて下さり、酸素マスクをしたおばあちゃんが苦しそうに大きな息をしています。

看護師さんに代わっておばあちゃんに付き添い、手を握ってさすっていました。

自然にと言っていた主人ですが、あまりにも苦しそうなので、病院へ行けば楽にしてもらえるのだろうかと看護師さんに聞きに行きました。

看護師さんは「吸引したので苦しかったけど、そのうちに落ち着くと思います。」と言われたそうですが、主人が戻って来る頃にはもうかなり落ち着いていました。

でも、いつもならすぐに寝てしまう所ですが、さすがに興奮しているのかいつまでも目を開けています。

私の指をしっかりと握ったまま離しません。

主人のことは認識できないようですが、そのうちに私の顔を見ると笑ってくれるようになりました。

熱を測ると37度で酸素吸入はしていますが、酸素濃度も99％あり問題ありません。

このまま夜に熱が出ないと良いのですが。

3時間ほど付き添い、夕食を食べて帰ってきました。

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