バス停にて

駅前でバスを待っていると、若い男の子が近づいて来て「ちょっとお尋ねします。」

近い！

まるで内緒話でもするように頭と頭がくっつきそう。(-_-;)

何、この人？とちょっと不審に思い身構えたのですが、スマホの地図を見せて「僕は今駅にいます。」

「僕の指さしているところですが、わかりますか？（見えますか）」と気遣いしてくれます。

そして、

「ここの厚生病院に行きたいのですが、わかりますか？」と地図をスクロールして指差してくれます。

「わかりますよ。」

で？何が聞きたいの？

地図を見せるということは、歩いて行きたいのかな？

バスの通る道ならわかるけど、中道は教えられないなと思いながら「歩くと30分位かかりますよ。」

この頃には障害のある人だと気が付きました。

結局バスで良かったのです。^^;

バス乗り場を教えてあげたり、病院の受付時間に間に合うだろうか受付の人は居るだろうかと心配するので、間に合うこと、ボランティアさんが居るので、聞くと良いということを話しました。

又manacaを持っているが障碍者用で名古屋の市バスや地下鉄は半額になると言うので、ここで使えるかどうかわからないから運転手さんに聞くように言うと時間が掛かると他の人に迷惑だからとここでも気遣いの出来る人です。

「僕は本当に助かりました。有難うございました。」と丁寧なお礼の言葉を何度も言ってくれます。

とても礼儀正しい素敵な青年でした。

近づきすぎを除けば・・・(;^_^A

親御さんは、一人で生活していくのに必要な気遣い、礼儀正しさ、感謝の言葉を徹底的に教えられたのでしょうね。

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